医師も大絶賛!朝食のバターコーヒーが体を健康体質に導くワケ

腸活

あなたは朝食を食べる派ですか?食べない派ですか?

私は、以前は朝昼晩の3食をきちんと食べる生活を送っていました。
1日に3回食事を取ることが健康的で身体の為に良いと思っていたのです。

しかし、実際は身体に良い訳では無かったのです。

現役の消化器外科医でヘルスコーチでもある石黒先生が、書籍の中で食事の取り方について説明されていましたが、その中でも朝食の取り方について見てみたいと思います。

「朝しっかり食べないと健康に悪い」は実は嘘だった?!

私も以前は、当たり前のように朝は食べるものだと思っていました。
寝坊をしても身支度しながらパンを頬張っていたほどです。

一日の始まりなのでしっかりエネルギーを取り入れる必要があると考えていたのです。

しかし、一日の終わりの晩御飯もしっかり食べていたので、当然食べすぎの傾向にありました。

以前の私のように考えている人も多いと思います。

しかし、なぜ朝食を食べない方が良いかというと、石黒先生によると、腸の中に食べ物、すなわちタンパク質が放置されている状態を作らない為というものです。

腸内細菌は、一回の食事で大きく変化するので、腸内環境を整える為にも腸内に食べものが滞留する時間を作らないのが理想なのです。

間欠的ファスティングがこれにあたります。身体の中に耳を傾けているのです。

朝食の取り方を変えてみる

石黒先生は書籍の中でも、免疫力がつく食事法はファスティングと紹介されていましたが、これは、必要な栄養素を取りながら固形物を食べない食生活です。

固形物を食べる時間と食べない時間を分ける方法なのですが、食べない時間は16時間以上が理想的なのです。

オートファジーダイエットとも呼ばれますが、細胞分解の働きを再利用する事で、古い細胞を新しく生まれ変わらせる事です。

実は、オートファジーの研究は、ノーベル賞を受賞して注目を集めているのです。
この、オートファジーと呼ばれる16時間ファスティングだと、3食の中でも、朝食に固形物を食べないないのが一番取り入れやすいのではないでしょうか。

では、朝食に固形物を食べないなら何を取り入れるのが良いのでしょうか?

ミネラルウォーターや白湯だけしか口にしないという人も多いと思いますが、必要な栄養素を取り入れるという事にはなりません。

では、理想的な朝食に取り入れると良いものは何でしょうか?

朝食には医師が薦めるバターコーヒーを!

石黒先生も実践していて効果を感じていたのが、バターコーヒーと呼ばれるものでした。
これは、MCTオイルとグラスフェッドバターを入れたコーヒーです。

グラスフェッドバターは、聞きなれない人も多いと思います。
牧草だけを餌にして育てられた牛のミルクから作られたバターの事です。

一般的なバターに比べると口当たりが軽くて、上品であっさりとしています。
ただ、日本では土地の広さの問題で牧草だけで育てるのは難しく、トウモロコシ等の穀物を混ぜているのが一般的です。

普通のバターではなくて、グラスフェッドバターが良い理由を科学的に見てみましょう。

グラスフェッドバターに含まれる驚異的な栄養成分

不飽和脂肪酸

グラスフェッドバターの特徴は、オメガ脂肪酸などの不飽和脂肪酸という良質な脂肪が含まれています。一般的なバターに比べて約5倍のオメガ脂肪酸が含まれているといわれています。

普通のバターには、悪玉コレステロールの飽和脂肪酸の方が多く含まれています。

不飽和脂肪酸は、魚や植物に含まれている脂肪で人間の体内では作れないものです。

脂溶性ビタミン

ビタミンの中でも油に溶けやすくて熱に強い脂溶性ビタミンと呼ばれるグループが有ります。
代表的なものは次の4種類で、グラスフェッドバターに豊富に含まれています。

・ビタミンA
・ビタミンD
・ビタミンK
・ビタミンE

これらのビタミンは、美肌やカルシウムの吸収を良くするものや、血液の流れを良くする働きなどが有ります。

カロテン

ニンジンやカボチャに多く含まれている赤や黄色の色素の成分です。油に溶ける性質があり、抗酸化作用を持っています。

動脈硬化の予防効果もあると言われていますが、カロテンは体内でビタミンAに変わるのです。
ビタミンAは、美肌や目の健康に関わるとも言われています。

酪酸

酪酸とは、短鎖脂肪酸の一種で飽和脂肪酸の一つです。太陽エネルギー源となります。
又、酪酸は腸内環境を良くし、脂肪の分解を促進するとも言われています。

共役リノール酸

共役リノール酸も不飽和脂肪酸の一つです。嬉しいことに、肥満を防いだり高脂血症の予防も期待出来るのです。

体脂肪が燃焼する効果も期待できるのです。

普通のバターと比べてみると、身体に対する働きかけが大きく違いますね。

バターコーヒーに欠かせないMCTオイル

バターコーヒーには、グラスフェッドバターだけではなくMCTオイルも使用します。

MCTオイルとは、ココナッツオイルから抽出したオイルで、中鎖脂肪酸という成分が100%の植物油です。

特徴は、一般的なサラダ油やオリーブオイルは長鎖脂肪酸となりますが、長鎖脂肪酸に比べるとエネルギーとして消化されるのになんと4倍も早くて、脂肪として蓄積されにくいのです。

又、MCTオイルはケトン体という第二のエネルギーを生成するのです。
ケトン体とは、肝臓で作られたのち放出されて血液の流れに乗り、エネルギーを作り出すための材料として使われます。

そして、ケトン体が増加していることを「脂肪がよく燃えている状態」と言われ、人が何も食べなくても数日間生きられるのは、このケトン体のおかげです。

エネルギーの消化の速さや、ケトン体としての働きだけをみても、調理用のオイルを、MCTオイルの現材料でもあるココナッツオイルに変更するのも効果的ですね。

朝食の代わりにバターコーヒーを

ここまで身体に良い朝食の取り方についてお伝えしてきました。

腸内環境を整える為にも、16時間固形物を取らない間欠的ファスティングはとても有効です。そして、16時間ファスティングの実践方法で一番やりやすいのは、朝食を摂らないことです。

朝食に固形物を取る代わりに、ミネラルウオーターや白湯でも良いですが、どうせなら健康効果が多いバターコーヒーにしてみませんか?

コーヒーの苦手な人は、紅茶に置き換えるだけのバター紅茶を試してみてください。

バターコーヒーとバター紅茶の作り方

コーヒーや紅茶にバターとオイルを加えます。
ブレンダーやミキサーを使って攪拌してクリーミーな状態にします。

コーヒーに比べて紅茶は泡立ちにくいかも知れませんが、しっかり混ぜるほど美味しくなります。バターコーヒーやバター紅茶を作る際には、攪拌する為のブレンダーがあると便利です。グラスフェッドバターとMCTオイル、そしてコーヒーや紅茶をしっかり攪拌させると、まろやかな口当たりを楽しめます。

石黒先生も体感しているバターコーヒーですが、試す価値があると思います。

 

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